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年俸提示額と年10億円差で残留傾く可能性が・・・

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(以下引用)

日本ハムからポスティング・システム(入札制度)によりメジャー移籍を目指すダルビッシュ有投手(25)と落札したレンジャーズとの交渉が難航しているこ とが5日(日本時間6日)、分かった。ダルビッシュ側が希望する年俸と初回提示額に10億円近い開きがあり、互いに求める契約年数も5年に対し6年と異な る。いまだ本格交渉も行われていない。ダルビッシュ側は日本ハム残留も視野に交渉する姿勢だけに、米東部時間18日午後5時(同19日午前7時)の期限ギ リギリまで予断を許さない。

レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは、この日、ダルビッシュの代理人アーン・テレム氏との交渉について「出る情報が少なければ少ないほどいい」と話 し、引き続き沈黙を貫いた。しかし、ある大リーグ関係者は、球団側の交渉姿勢について「松坂がモデルケースになる。年平均800万ドル(約6億1600万 円)からのスタートになるだろう」と分析した。2000万ドル(約15億4000万円)を希望するダルビッシュ側との差額は年平均で1200万ドル(約9 億2400万円)と、実に10億円近い。

06年オフの松坂とレッドソックスの場合も希望額に年平均1200万ドルの隔たりがあり、その後の交渉で、年平均約800万ドルで合意した。問題はダル ビッシュ側とレンジャーズがどこまで歩み寄るか。ところが、現在は両者とも相手の出方を見守る状況。関係者の話を総合すると、いまだ本格交渉がスタートし ていないという。

さらに、双方の隔たりは契約年数にも及んでいる。別の大リーグ関係者は「30歳を一つの区切りと考えているようだ」と、ダルビッシュ側が30代でのさら なるステップアップを視野に、5年契約を希望していることを示唆。また、5年ならレンジャーズが想定している6年分の「ダル資金」の年平均での増額も期待 できる。しかし、松坂を上回る入札史上最高の5170万3411ドル(約39億8116万円)を投じたレンジャーズ側からすれば、松坂と同様に自動的に FA権を取得するまでの6年契約を求めるのは、極めて自然な流れだ。

松坂のケースと今回が大きく異なるのは、ダルビッシュ側が、希望する評価を得られなければ日本ハムに残留する姿勢を明確に打ち出していること。父・ファ ルサ氏も以前から「ポスティングは一つのプロセス。成功しなければ戻ります」と話している。ダルビッシュ自身がポスティング表明後、かたくなにコメントを 拒んでいるのも、交渉が決裂した後にもフラットな気持ちで、日本ハムでプレーするためだ。

残されている交渉期間は12日。昨季16勝のウィルソンが同地区のエンゼルスへ移籍し、投手補強が急務のレンジャーズが、春季キャンプへの準備も迫る 中、決着を急ぐ可能性もある。年明けに3泊5日で緊急渡米し、球場見学やノーラン・ライアン球団社長兼共同オーナーらとも対面したダルビッシュだが、自身 の求める評価について妥協する可能性は低い。昨オフの楽天・岩隈に続き、西武・中島の交渉も破談したポスティング交渉。日本のエースをめぐるギリギリの攻 防は、着地点を見いだせるか。

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